みなさんは、海外に行く際のネット回線は何を使用されているでしょうか?
私の周りの多くの友人は、海外への渡航期間のみWi-Fiのレンタルを行なっている方が多いです。
今回の台湾旅行で、私は海外SIMカードという選択をしました。
その理由と実際の使い勝手について、ご紹介します。
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使った台湾SIMカード
海外SIMカードでも現地で契約する方法と、事前購入しておく方法があります。
私が到着した桃園空港でも現地SIMカードの契約ができるカウンターはありました。
場所が手荷物受取所を出た到着ロビーであるということ、到着後できるだけ早く先に帰国している彼に連絡がしたかったのもあり事前購入をしました。
注文してから届くまでに1週間弱かかったので、購入の際は期間に余裕をみていただくことをおすすめします。
購入の決め手
・値段
現地でSIMカードを購入すると、大体1週間で2000円程度です。
そちらでも十分安いのですが、失敗してもいい価格と、台湾到着すぐに連絡が取れるという点が良かったです。
・面倒な設定なし
SIMフリー携帯であれば、SIMカードを交換するだけですぐに使えるという点も魅力でした。
・返却なし、使用終了後は破棄して問題なし、荷物にならない
レンタルWi-Fiのデメリットの一つが、返却の手間がかかる点です。
海外SIMカードであれば、帰国後空港のゴミ箱に捨てても問題はないので気軽でした。
また旅行中常に、Wi-Fiルーターを所持しないでいいのも気楽でした。
・期間が選べる
幅広い期間の中から、自分で期間を選べるというのも良かった点です。
私は必要日数+数日で購入をしました。
・無制限でデータが使える
暇だったりすると、動画を見たりしたい時間もあるかと思います。
制限のあるSIMやWi-Fiも存在するので、無制限は安心感がありました。
台湾でのことではないのですが、以前シンガポールへいった際も海外SIMカードを購入しました。
その際はWi-Fiルーターと二台体制で臨んだのですが、山奥の観光地に行く際Wi-Fiは切れてしまい、SIMカードのみつながるという事態もありました。
基地局が偶然なかったのだとは思いますが、「wi-fiだけだったらどうなっていたんだ!?」と恐怖しました。
確実に現地のSIMカードであれば回線があるとは限りませんが、一つの安心感になるのかなと思いました。
台湾SIMカードの交換方法
今回台湾に到着する30分ほど前に、SIMカードの交換を行いました。
事前に交換した理由は、台湾到着後の交換だと誤って電源をつけた際に日本のSIMカードで請求が来ることが心配だったためです。
もしみなさまも、事前に交換する際は飛行機の揺れの中で交換するため、十分に注意して交換作業を行なってください。
私は一度座席の下に落とし、日本のSIMカードを行方不明にさせかけたことがあります。
iPhoneの側面にSIM挿入口があるため、iPhone付属のピンを使用してSIMカードを取り出します。
※Androidに関しては、筆者が未所持のためご紹介ができませんのでご了承ください。
もし付属のピンを無くしてしまった場合は安全ピンなどで取り出すことも可能です。
今回購入したSIMカードは、ピンが付属されていたのでそちらを使用してもいいと思います。
元々SIMカードが入っていた場所に、購入したSIMカードを挿入します。
終了です。
台湾SIMカードを使ってみた感想
桃園空港到着後すぐに電源をつけましたが、問題なく使用できました。
私は空港到着後トラブルがあり彼に連絡をしないと大変だったので、事前に準備していて本当によかったと思います。
速度面の心配もありましたが、4Gのおかげか支障はありません。
帰国するまでの間、海外SIMカードだということを忘れるくらいでした。
海外SIMカードを使うと「面白いなー」と思うのが、Twitterの広告がその国の言語になります。
見慣れた広告も、言語が違うと新鮮です!
今回購入したSIMカードは「設定済です。うまく使えなかったらここに連絡してください!」という連絡先も付けてくれていたので安心感がありました。
到着後彼に確認してもらったところ、台湾にとっての日本でいう三大キャリアと同じくらい有名な会社の回線だったようです。
台湾SIMカードのデメリット
万能に見えますが、全くデメリットがない訳ではないので、その点もご紹介します。
・SIMフリー携帯でしか使えない。
2021年10月以降に発売された携帯であればSIMフリーが義務化されているため、それ以前に販売されている携帯電話をご使用の方はご注意ください。
・帰国まで日本のSIMカードやピンの管理に注意する必要がある。
SIMカードもピンも小さいので、どこかに紛れ込むと出てこない可能性があります。
私は耳栓のケースに入れて、保管場所を決めて保管していました。
・現地で使えない可能性も0ではない
Amazonレビューを吟味し覚悟して購入しましたが、100%ではないので不安な方はWi-Fiのレンタルを行うことをお勧めします。
・複数人で利用できない。
複数人で使用する際は、レンタルWi-Fiの方が一人当たりのコストが低く済む可能性があります。
ただwi-fiだと別行動もしづらくなるので、一長一短です。
・台湾の電話番号がない。
旅行中あまり困らないとは思うのですが、空港でSIMカードの契約をすると台湾での電話番号も一緒に契約することができます。
何かに記載する際など使えるので、あれば便利かもしれません。
試しにこのSIMカードを挿入した状態で電話をかけたところ、中国語で電話ができないよ、という旨のアナウンスが流れました。
台湾SIMカードで旅行にいこう
台湾の空港でのSIMカードの契約を行う方も多いかと思いますが、事前準備の何よりのメリットは到着後すぐに回線の必要なアプリを使えたり、ネットで調べことができることです。
入国検査時など時間がかかることも多いので、その間彼に今どこにいるか、何があったのかしっかり連絡ができたので心配せずに済んだようです。
一つの選択肢としてしていただければ幸いです。